Tokyo Campingcar Show 2019 レポート PART1〈概要〉

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2019年7月20日、21日に、東京ビックサイト・青海展示場で「東京キャンピングカーショー2019」が開催されました。ショーの概要、そして気になるニューモデルを中心にレポートしていきます。

まずは、最も注目を集めていたのがバンテック社の「V670」です。車内をひと目見ようという来場者の列は2日間を通して切れることがありませんでした。展示モデルの価格が1500万円超と高額であるにも関わらず、その注目度と期待の高さがうかがわれます。スタディモデルが発表されてから1年半待たされたので当然かもしれませんが、ユーザーだけでなくビルダーにもかなり大きなインパクトを与えています。

それは、国産モデルであるにも関わらず輸入車をベース車両に採用していることが一番の理由でしょう。サイズ的に余裕で、定評のあるシャシーを使っています。内外装にも新機軸がふんだんに取り込まれていて、どこを取っても新鮮さがありました。

我々campingcar.jpも完成車両を目の当たりにするのはこのショーが初めて。ショーの概要、第3弾では、その時のインプレッションを含めて詳しくお伝えしようと思います。

もう1つ目を引いていたのが、ダイレクトカーズ社のモビリティホーム。これは1ボックスボディをカットしてキャンピングシェルを載せたキャブコンスタイルで、昨今の製造基準を満たすための工夫が随所に織り込まれている最新型です。しかも、ダイレクトカーズ社では初めて製造するキャブコンバーションということになります。

低いフロア高、低重心で安定した走り、乗り心地の良さや静粛性などを求める人たちにそのサイズや価格帯がアピールすることでしょう。価格は展示モデルが918万9000円でした。

こちらのモデルの詳細は、社長インタビューと合わせて第2弾でお送りいたします。

そして、前述の2台とは違って完全なブランニューではありませんが、会場で注目を集めていたのがホワイトハウス社のN-VAN キャンパーです。昨今のN-VANの人気もあるのでしょうが、そのパッケージングの妙に誰もがうなってしまうほどの仕上がり。

手頃感やその愛らしさから、正直「上手だなぁ〜」と思います。全高…、軽自動車枠に抑え込むために苦労しているのね、なんてことも見え隠れします。

さて、次回から数回にわたり東京キャピングカーショー2019で見た注目車の詳細と、レポーターが気になったショーでの出来事、さらにはオマケのレポートなどを展開していきます。

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